在来品種って、言葉を聞いたことがありますか?
在来種とも言うのかな?
野菜だけでなく
動植物が含まれるそうですが
一般的には動植物の品種のうち
ある地方の風土に適し
その地方で長年栽培または飼育されているもの
在来品種作物について、言えば
日本各地の農家が、
栽培と種取りを繰り返しながら
その土地の
気候風土・地域の特性を生かして
継承されてきたもののことを言います
つまり
毎年 新しく種を、
業者から買うのではなく
そこで育てた種を、また播いて育てていくのです
それを繰り返すことによって
その土地独特の、 在来種
になっていったのですね
野人のこだわり青大豆は、まずその
在来種にこだわりました
最初は、せんごくの里 加工部で
テンペを作り始めた頃に
せんごくの里 独特のテンペができないものかと・・・
いろいろ考えあぐねていいました
その中の一つに
テンペの原材料を、
白大豆から、
青大豆にすればどうか!!
との考えから、野人は、
美味しい青大豆を探していたようです
どこから、
美味しい青大豆を手に入れるか・・・・
その手段として
財団法人
広島県農林振興センターに、
農業ジーンバンクが設置されていた情報を得ました
そこで、入手可能な、広島県にある
在来品種の美味しい青大豆
を探すことから始まりました
ジーンバンクから種を入手する場合の
条件として
必ず配布された種子の量をジーンバンクに返すことになっています。
つまり
その土地で栽培し、渡した種を取るために、しっかり育てなさいよ!!
との約束が、あったわけです
条件は一つ!!
責任もって、育てて、
同じ量の種を返すこと
だから・・・残った種は、またその土地で撒いて育てて増やすことも
自由って、ことですね
いろいろ調査をした結果
5品種の青大豆を、ジーンバンクから譲って頂くことができました
おっと・・・返すのが条件ですから、
借りたってことですね^^
油木在来
油木地域(神石高原町)の在来種
下志和地在来
下志和地(三次市)地域の在来種
阿正谷在来
阿正谷(安芸太田町)地域の在来種
茶大豆
外は、
茶褐色の皮に覆われていますが、一皮剥けば
青い大豆
黄粉大豆
きな粉を、この大豆で作ることが多かったそうです
茶大豆や黄粉大豆は、テンペだけでなく、
青大豆きな粉を作る目的もあったのかな?
他の土地ではありますが、広島県内(茶大豆だけは、九州)で
継承されてきた
5種類の青大豆
この青大豆を、北広島町で
せんごくの里で
昔ながらの
こだわり農法で、何年か栽培し、種を取り
その種を撒き 栽培し そこから種を取る
それを繰り返すことによって
何ができるのか・・・・・
それは、
せんごくの里でしかできない
この
土地 地域 風土 独特の青大豆
「せんごくの里在来」
を、作ることになって行くのでしょうか?
せんごくの里HPは、
こちらです
ネット販売も、再開していますよ!!
去年に続いて
北広島町 夏の(初秋の?)オフ会
が開催されるそうですよ
場所は、町内でも涼しい
芸北だって
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